ちょろたん永眠

昨夜、外に出たいというちょろたん。お散歩をさせようとケージの外に連れ出した。
勢いがあったのか高さ30cm位のテーブルから床に落ちてしまったのだが、その後も普通に動き回っていたので骨折の心配もなさそうとひと安心していた。
それがいつもとは違っていた。
動き回ると、普通なら砂場に作った陰で丸まっているはずのちょろたんが砂にへばりつくようにじっとして目を閉じている。様子がおかしい。ケージに戻しても寝室には入らず床材の上でじっとしてしまった。
母が寝る前にティッシュを2枚入れてあげると頭を上げてこちらを見てティッシュを引き寄せたという。
自分も2階に上がる前にケージをのぞくと、やはり床材の上でじっと寝ている。いつもの様子ではない。
そしてとうとうその日が来てしまった。
今朝、いつものようにケージをカタカタさせるちょろたんが静かだった。じっとして動かない。触れてみると冷たかった。
太っているせいでお腹がボールのように丸々していたのが、抱き上げるとぶよぶよしていて張りがない。
家族皆、悲しみで声がでなかった。
ちょろたんと呼ぶとこっちを向いて寄ってくるしぐさ、抱き上げたときの温かさ、ヨーグルトをなめるときの舌の感触、ケージをかじる音、いろんな思い出がよみがえってくる。もう少し一緒に暮らしたかった。
お昼前、家族でちょろたんのお墓をつくり埋葬した。

ジャンガリアン・ハムスターの寿命は2〜3年というが、1年とちょっとは早すぎる。
ヨーグルトや豆腐、野菜など、水分の多い食事が問題があったかもしれない。
栄養剤も与えていたが、ペレット中心の食事にするべきたった。
ハムスター自身は食事も出されたものから選択するしかない。
親?である飼い主がしっかりするべきだと痛感した。

ちょろたんいままで思い出をありがとう。やすらかに。またいつか会えたら嬉しいな。

平成19年8月12日午前8時 ちょろたん永眠。 享年1歳1ヶ月。