社長との対立

またぶつかってしまった。ただ、今回のは溝が深いかも試練。
前日になって例の会議内容の範囲が曖昧な営業会議に出てほしいと言う。
先週に続き土曜出勤で、彼岸も重なって、この休み中のスケジュールが詰まっていてでどうやってこなすか思案してたとこだ。

  • 私-用事があるので出れません。
  • 社-会社の重要な話だから優先してくれないか?
  • 私-重要なら皆さんに声をかけるべきじゃないですか?
  • 社-残業代支払わなくてはならないからだめだ。
  • 私-それでしたら拘束時間内にできないですか?
  • 社-拘束時間内は会議はしない。拘束時間内は本来の仕事をしろ。


ここで問題なのは、3つ。

    • 1)10人足らずの従業員の会社(うち半数が同族)で、会社の決めごとをするかも知れない会議への参加が、特定の数名(残業代が発生する者が対象で、残業代を払う必要が生じるので参加させない)が除外されるということ。その数名はそのような趣旨・形式の会議があることを知らされていないこと。
    • 2)会社のために行う会議を拘束時間外に設定し、会議もしくは会議終了後の会社経費で食事会がワンセットになっていること。当然記録するべき議事録も無い。
    • 3)管理職でもない者の給与が、本人の同意無しに管理職的な給与計算(残業代込み)になっており*1、拘束時間外でも拘束時間と同等の扱いを受けること。


なのである。
社長に質問をぶつけると、言い訳的な回答で、確たる理由もみあたらない。
参加する人からは、そんな理屈っぽいことどうでもいいじゃないですか、と声を揃えて言われてる羽目になった。同族というのが会社対従業員という雇用の形態を大雑把にさせているのだろうか。
私自身も確かに理屈っぽいかもしれない。だが、間違っていると思うことはきちんと言うべきだと思うのだ。
出来てしまった溝は、お互いが固い地盤までさらけ出してそこからまた溝に土を盛って固めていけば良いと思う。このまま溝ができたままでそれに蓋をして覆い隠してもいつかまた深くなった溝が現れるに違いないのだ。

*1:この件については、会社の状態が回復してきたときの給与アップの際に、前経理の者が社長や本人の同意無しに給与検討を行い、社長に事後報告した経緯がある。本人には通知が無く、給与がアップしているので文句も出なかった。