後戻りできない橋

越えてはいけないという橋がある。渡って越えてしまったらもう元へは戻れない。
今、その橋が私の目の前にあるような気がする。
Pマーク取得も近づいて、責任も重くなってきたのだ。このまま行けば確実に社長との関係も(不整合ができているにもかかわらず)修復しなければならない。不整合の上からセメントを塗り隠すわけだ。つまり橋を渡って一線を越えてしまうのだ。
この橋を渡るか渡らないかで私の人生がどう変わるかは分からないが、越えてしまえば少なくとも自分の意志と絶えず反する力に抵抗していかねばならないことだろう。それは生活していく上で必要なものへの代償なのかも知れない。しかし、私が私であることを否定され続けることかも知れないのだ。