渡りとその斡旋の問題が訴えるもの

渡りやその斡旋が大騒ぎだが、この問題が訴えているものは何か。
国会やマスメディアは揃いも揃って、やれ1回までなら良いとか、斡旋を廃止しろとか、さらには退職金の額がこんなに多いとか、まったくお話にならない。
たしかに問題の一部には違いないが、逆に問題の本質を隠してしまいかねない。
我々が本当に問題にしなければならないのは、渡りの舞台となっている「特殊法人」の多さである。
何をやっている団体なのか、同じようなことをだぶってやってないか、そもそも必要なのか。
私はおおかたいらないもんばかりだと思っている。