気○庁の梅雨の定義は?

先週の週末、梅雨に入ったと気○庁が発表した、が、ご覧の通りのカラ梅雨である。
どうも気○庁とか日本気○協会は6月9日前後を梅雨入りと発表させたいみたいだが、そもそも「梅雨入り」を発表する意味はあるのだろうか。
一般人からすれば「梅雨」=雨続きでぐずつく、ということになるだろう。
ところがだ、気○庁では「梅雨」のとらえ方がちょっと違うのだ。
某TV局女子アナが気○庁に「これから晴れる日が続きますが、なぜ梅雨入りなんですか?」と質問すると、気○庁は
「日本列島の南岸沿いに前線が停滞気味になったので梅雨入り、ただし前線が南に下がっているため雨は降りません」
という答えだ。つまり、天候が雨続きなのではなく前線の停滞・気圧配置によって梅雨入りとしているのだ。
これでは梅雨入りしてもカラ梅雨も大いにアリという訳だ。
昔は梅雨入りの日を特定して発表していたが、
雨続きの時期になりましたという「梅雨入り」のつもりが、前線と気圧配置で決まる「梅雨入り」。それがどんなに無意味か証明されたも同然である。
この事実、どれだけの人が知っているだろうか。
こんな発表に力をかけるのなら、ゲリラ豪雨や異常気象の予報に力を注いでほしいと思う。