雇用不安ほか

なぜこのような雇用不安なのだろう。
つまり国内での物の生産量・消費量・人手のかかる仕事が少ないということになる。
どの会社も人件費を削減し、省力化しているから、この影響はあるだろうが、生産量や消費量はなぜ少なくなってしまうのか?
大方、日本企業の海外シフトやこれに対応させられた食品の輸入依存が原因だと思う。せっかく日本で生産できる下地があるにもかかわらず、コスト重視・企業経営重視、規制緩和で、国内が空洞化するのである。小○+○中の「豊かな日本」の現実はこの有様なのだ。
人は良かれと思われることに対してはそれを受け入れやすいと言う。
「防犯カメラ」が現実「監視カメラ」であり、「エコバッグ」・「マイ箸」が「資源の有効活用」であり、「エコカー」が「エコカー分の車が増える」だったりしているわけだ。
規制緩和」も聞くとかなり良いことのように思えるし、規制緩和で多少は活性化する業種もあるだろう。が、現実は「築きあげたルールの撤廃」なのだ。国民に不利益にならないように作られていたルール(法律)をやめちゃうことにほかならない。
いかに一部の地位や名誉、金儲けの人たちのために国民が犠牲になっているか知れないのだ。