新・ひょうたんランプ-1

今年も家の軒にひょうたんができた。前のが不満な出来だったので再度製作することにした。
今回は前回の「蓮コラに見えてキモイ」のを点灯時・消灯時とも生じさせないように配慮した。
それにしても、芸術的とはいえ、ネットで販売されているのを見る限りすべて蓮コラだw
例えばコレなんか。ウギャー悪寒が走るぞな。(製作された方、スイマセンです。)
細かい穴蓮コラhttp://www14.plala.or.jp/langitjp/hyoutanlump/hyo07.html
穴数多い蓮コラhttp://www14.plala.or.jp/langitjp/hyoutanlump/hyo09.html
そこで、

  • φ2mmくらいの細かい穴*1は空けず、φ5mm以上の大きめの穴を間隔を長めに配置。
  • 穴の数を極端に減らす。*2
  • 表面を不透明*3とせず、明かりが透ける仕様とする。
  • 歪な形そのままに加工せず、蔓の付け根を基準として等間隔に穴空けを行う。*4

とした。
親父によると今回のひょうたんは昨年と違う種類。なので見た目くびれがない。


【穴空け】

  1. 蔓の付け根を綺麗に取り去る。
  2. 表面に穴空け位置を罫書く。今回は蔓の付け根を基準とするので、付け根中心に小さい穴を空け、針金をコンパス代わりにして一端を穴に入れて、他端の輪作りを使って同心円を描く。
  3. 同心円の円周長を計測し、設定した穴数で間隔を算出、コンパスで罫書いていく。
  4. 同じ模様の繰り返しは、ボール紙にあらかじめ穴を空けておき、それをガイドに罫書く。
  5. 電動ドリルで穴を空けていく。乾燥してから穴を空けた方が綺麗に仕上がりそうだが空け易さを優先。かなりの量の中身が出てべとつく。臭いもある。
  6. 最後に蔓の付け根と下面の穴を空けて、ある程度中身を書き出して完了、水を張ったポリバケツに沈めて中身が腐るのをひたすら待つ。とりあえず穴空け完了。



透けて見える塗料は、木目を生かすニス系やワックス系のもの、ランプに着色するクリア系のものがあるが、くすみの少ないニス・ウレタン系のオレンジ色(けやき色)にしてみる。試し塗りですぐに垂れてくるので、薄く重ね塗りをしたほうが良いだろう。色はもう少し沈んだ色でも良かったかも知れない。

*1:細かい穴:そもそもこれが蓮コラみたいにキモイ。

*2:穴数:穴が大きくても、密集して多数の穴が並んでいるのがキモイ。

*3:不透明:ランプを点灯した時、闇にぶつぶつが浮き上がってキモイ。

*4:等間隔:意外とランダムに穴を空けるとキモイ。等間隔の方が良い。