収録記-03

東横線の日比直03系と東急9000系の収録に行く。


03系は初期車狙いで、当時メトロが推進していた4象現チョッパ制御音が特徴的に響く。
一方、VVVFは03系後期車で採用され、時期が遅かったため第三世代のIGBT-VVVFとなって、静かで音鉄的には面白みが少ない。
運用は固定的ではないため、確率的に25/42=約60%、幸運にも目当ての運用にチョッパ車が来る。
朝方の混雑がまだ尾を引いていて途中より着座できたが、着座前とはマイクの姿勢が異なる結果となる。
この後の行程を考えると、ずっと立ったままでいるのも大変だし、着座した方が音も良い。
各停のため時間をかけて終点に到着し、この先は急行に乗り換え元町へ向かう。


元町より収録の9000系は日立製初期のVVVF制御車、第一世代インバータ車と呼ばれるものである。
これら初期の頃のインバータは変調音がコロコロ変わり面白い。直流モーターのリニアな音とは対照的だ。
関東では新京成8800、JR207-900(全廃)、小田急1000(インバータ換装中)、東武100と10080(インバータ換装済)等が第一世代に該当。
近年、半導体の保守が大変らしく、最新のVVVFに換装されてしまうものもあるのて、直流車よりも絶滅危惧度は高くなるんじゃないかと思う。
途中、携帯で通話するオッサンお願いやめてくれ〜。そういや、東横線って車内の携帯通話度が高い気がするんだが…。


復路の各停は車端部のクロスシートを陣取ったが、カーブやポイントで左右にかなり大きく振られてしまい、マイクか壁に当たる音を拾ってしまったのが悔やまれる。
折返し時間が短くて、出入札やトイレに行ってくると忙しいから、そもそも昼食するなんていう余裕はない。


一通り収録し、帰りに遅い昼食を立ち食い蕎麦の小○そばで取る。
この前、○ぶそばのもり300円より今日のもり230円の方が安くてよっぽど旨い。ネギや山葵も自由だし小梅もあってお得である。