予防治療には保険が効かないのはどうかと思う

国民皆保険制度」が良いかどうかの議論はさておき、この制度は予防治療には有効では無い。
例えば、インフルエンザに感染した人が発症前に病院に行きインフルエンザ治療薬を処方してもらうのは実費になるのだ。
確かに、今年のインフルエンザ流行に備えてタミフル等を購入する訳にはいかないのはもっともだとして、初期症状からインフルの可能性があると思われる場合、タミフル投与しウィルスを拡散せずに終わらせることも可能だ。


なにか日本は場当たり的、対処療法マンセーな国だと思う。
医療以外にも、道路も事故が起こってからミラーや信号が設置されたとか、大地震が起こってから基準を見直すとか、○○年金で豊かな未来となるところが赤字に、あれほど地デジ化で多売していた薄型TV大企業が以降生産激減で撤退…
○リエモンが良いとは思わないが「想定の範囲」を考えて予防・予測することは(想定の基準があいまいだと問題だが)大切なことだと思う。
要は悪い方に転んでもここまでで食い止められる的な考え=危機管理意識は重要である。