賢く生きないと…

ある件の資金面で両親と意見が対立している。
賢く頭を使って、あらゆる角度から検討し、ベストな方法を導きだせれば良いのだが…
両親は自分たちの生活環境を変えないことしか頭に無く、それによって将来環境が変わってしまうことの想定ができない。
困難になる想定結果を出して説明しても、そのときはがんばってやれば良い、もし苦労してもそれはそれで仕方が無いと言いきる。
想定する頭をつかわず、目先の利便さにとらわれている。
要は金銭感覚が甘い。

日本は金銭感覚を育てる教育を受けさせていない。
小・中学校で金銭感覚の授業なんて受けた記憶が無い。
親から、周りの人から、無駄遣いはするなと言われてきても、有効に使えとは言われたためしがない。
教育面で、努力、一所懸命、がんばる、等はよく言われるし考える機会もある。が、目標を設定しその目標のために今やるべきことは何なのか、それによって目標までの間にどういったことをやれば良いか、を考えさせる環境、あるいは考える子供は、ほんの一部だろう。

結果、無駄遣いをせず、単に一生懸命努力し、そしてお上に従順な、せっせと税金を納める兵隊さんとして生きているのではないか。
これで本当の心の安らぎを得ることはあるといえるだろうか…