相田みつをが嫌い

あの書家?が嫌い。
一般に嫌いと言うひとの多くは、詩じゃない、とか、飾ってあるのがウザイとか、どちらかというと、その体裁を含めた「形」が嫌いというものだ。
でも自分はそういった理由ではない。
内容が嫌いなのだ。


よくあるパーターンは、辛くても、くじけそうでも、人間なんだから仕方ない、頑張れば良い、というものだが、
言い換えれば、
反発しないでおとなしくやってろ!ってこと。
これじゃ、声を上げることもできず、ただただ我慢して頑張れ、っていうことじゃないか。


辛ければ、泣いてだれかにすがって良いし、腹が立ったら、言いたいこと全部言ってしまえば良いし、我慢しない方が良い。
声を上げることで、問題解決や新しい世界の開拓、悪をあばき、市民が暮らしやすい生活ができるのではと思う。
皆さんが声を上げなくなれば、何も変わらず、生活も苦しいまま、ずっと我慢して頑張らなくてはならない。


これは、日本人の事なかれ主義が根っこにある。
この事なかれ主義、これが悪の根源だと思うのだが…。