いまだ残るしこり

あれから向こうは必要以上の会話しかしなくなってしまった。
おそらく、向こうは、考え方の異なる部下の意見に見向きもせず、態度からまだ腹の底では怒っているはずだ。それでいて、冷めた関係を解消して以前通りに戻って(ご自身が)楽しくやりたいのだろう。
こちらの気持ちも知らないで、つか、知ろうともしないで、いい気なものだ。
結局、向こうは逃げているのだ。臭い物には蓋をし、言いにくいことは皆の前では言わず誰かを通じて言わせ、意志決定も第三者の同意がなければできない、で、いきなり思いつきでお金を使ったと思えば、会社の金が少なくなってくると、数百円のことをうるさく言う。
まあ経営者の立場だからこれは仕方ないのかもしれないが、それでいて、ちと儲かったり金が増えてくると、当然会社の金で、お昼に高価な弁当を出す…
…結局金は残らないから、設備投資や人材育成に金をかけようとはしない、つまり、社員の労働環境は全く向上しないわけ。
零細企業から普通の企業を目指すのなら、もう少し社員の意見も聞いて欲しい。