秩父鉄道7000系

営業運転が始まっている7000系(元東急8500系)乗車と撮影もできればしたいと思い秩父鉄道へ。
咄嗟の場合に備えて秩父路遊々フリーきっぷを購入。
ハネから7000系に乗車・往復して復路途中下車し撮影…となればラッキーだが、7000系はまだ少数2編成、そう簡単に乗れるはずがない。
やってきたのはオレンジ色1000系(元国鉄101系)。とりあえずどこかで出会えると思い乗車。
1000系中間車は非冷房(前後の車は冷房が稼働していた)で、扇風機が京急小田急に見られるみどり羽根の三菱製*1なのと窓がいっぱいに開かないのが少し残念だが、窓を開ければ、風を浴びながら列車のジョイント音が響き、昭和のローカル気分を満喫。
途中、小前田で7000系捕獲、乗った7000系は中間車を先頭車化した7002編成。非常に綺麗に整備されており、非貫通の乗務員室は明るく、運転台もタネ車のものに上から黒色化粧板を貼ってあり、新品に近い感じがする。自動放送にはなんと英語も追加されている。
走行音は元の東急8500系東洋モーター車(高速時高音)なのだが、加減速度が低く最高速度も80km/hそこそこなので、爆音というよりは東武10000系みたいな音になっていた。
音よりも素晴らしいのは乗り心地で、秩鉄のような軌道の貧弱な線路でも揺れが少ない。TS-807って意外にこのような軌道と相性が良いのかもしれない。
途中、武州荒木から撮影ポイントまで歩き、ハネ折返しの7000系を撮影。
でも7000系の正面デザイン、どうもセンスが悪いよなあ。試しになんちゃって貫通路を消したらだいぶまともになってきた。

*1:前後の車はJNRロゴ入流用品