襖6〜一見するとまともに見えても…

一間襖への張り込み。
まず、一間襖の引き手の穴開け。
1尺8寸の引き手を付けるので、若干余裕をもたせて1尺8寸5分の穴を開けることにする。
すると半径は9寸5分3分2厘となり、これをクリックボールで穴開け。

次に茶チリ紙・襖紙の張り込み。
↓茶チリ紙を張った状態の一間襖。この後襖紙を張ることになる。

太鼓襖に較べて一間襖はでかいので、紙の取り回しが大変。
でもかなり慣れてきて、仕上がりも時間もそこそこだったと思う。
襖紙の切り付けで、スケール代わりになる襖を上下逆にして採寸してしまった。
結局、上下逆に張る羽目に…あわてず慎重さが必要だねぇ。



鉋で骨を削る際に、自分の鉋がいまいち削れないので刃を出し気味にしていたが、先生に出し過ぎだと指摘された。
先生が調整してくださってそれで削ったが、意外と綺麗に削れるから不思議。
いままで仕上がりが雑だったのは刃の調整のせいかもしれない。