床19〜Pタイル作品1

班別に別れて図案を考えてPタイルで作品を作るという、卒業制作みたいななんとも学校じみたやつ。
学校側の「授業をやっています」という意思表明に過ぎないんだと思う。
どうせやるのなら、実際施工するような図案でやりたかったが、「班」で作業するわけで、図案は「絵」というプランに片寄る。
絵なんて実際にある訳がないからだ。
でも、施工期間が短いなかで、実際ありそうな図案では作品としては物足りないし、かといって実際の現場で有用だと思う幾何学模様を多用すると、技術的に難しさを極めて作品が仕上がらない。
結局、作品で残すのなら、フリーハンドを中心に、つまり絵ということに落ち着くのだが…。
「班」というのも難しい。
「カシラ」「製図」「配色」「段取り」「調達」の分担がはっきりしていれば良いが、カシラが自ら作業したり、1人に役割分担が集中したり、ただ見ている人がいたり、要はカシラの采配がプロジェクト成功のカギになるが、そううまくはいかないもんだ。
結局、お遊びに近いものになってしまう。
訓練校というからには、役割分担の仕方を授業しどうやったら成功できるとか、あるいは、実際の施工の形で課題を提示して作品に施工するとか、そういった授業にしてほしい。