混合栓の取付

キッチンの水栓は昔ながらの単水栓で使い勝手も悪くわずかに水漏れもしていたので、ワンレバー混合水栓を取付けてみた。
<水漏れの経緯>
以前単水栓を交換した時、かなりの固さで取り付けられていて、ネジ部が回転せず、バキッと音がしてやっと回転したという経緯があるので、水漏れの原因は給水管ソケットと給水管の接続部の緩みと思い込み、給水管をどう補修するか…。
電気と違って水栓を外してしまうと止水しなくてはならず、家の全ての水が止まってしまうから、実行に移すタイミングを計っていた。
で、とりあえず、給湯器の元の止水栓を止めて湯側の蛇口を外したところ、殆どシールテープが噛んでなかった。
水漏れの原因はシールテープの巻数が足らなかったためだった。
こうなれば、めんどうな給水管工事をせず、器具の交換だけ、とっても簡単だ〜。
<取付る混合栓>
取り付ける混合栓は、ホムセンで買った「KVK PT55HG 8980円」。
カタログには載ってないが、全く同じものがKM550HGという型式で載っているし、施工説明書もKM550のものが付属。どうやらPT55HGはホムセン経由の型番らしい。

<混合栓の取付施工>

  • 止水栓を閉め水が出ないことを確認。
  • 古い蛇口を取り外し、水栓内部を歯ブラシで綺麗に清掃。
  • 偏心管を蛇口にねじ込み、何回回って止まるか確認しておく。また、混合栓本体を付けたときに、偏心管がどのくらい「ハ」になるのか確認しておく。
  • 混合栓の偏心管のネジ部に水道管側から見て時計回りにシールテープを7〜8回巻く。
  • シールテープの上からネジ山に馴染むように爪で押し込む。
  • 偏心管をねじ込み、止まる回数の1つ前までねじ込む。
  • 混合栓本体が偏心管に取り付くように、偏心管を適宜「ハ」の字になるまでねじ込む。
  • 混合栓本体を取り付ける。このとき混合栓が水平になるように気を付ける。
  • 混合栓が取り付いたら吐水口を取り付ける。

<混合栓通水確認>

  • 止水栓を開ける。
  • 30秒全開で水・湯とも流し、ゴミ・異物を洗い流す。泡沫器も分解し清掃。
  • 全開吐水で適量になるように水・湯側とも止水弁を調整する。
  • 湯側の吐水で給湯器が点火するか確認。

これで施工完了。
以上、作業約1時間、予想外に早く片づいたな。 (*´ω`)