訓練校の講師育成?

今日は実習室は使わない日なのだが、各地の訓練校の講師?の育成で、タイル技能試験の講習会を実習室で実施していた。
見学しても良いとのことで見させて貰った。
先生はカーペットの○藤先生。
円柱のとり方をレクチャーしていたが、タイルの○後先生とはやり方が異なる。
○後先生:

  • コンパスを一定の幅にして大きく開き、円柱面(壁面)に一方を当て15cmくらいの円弧を描く。この作業を細かい間隔でとっていく。
  • コンパスで15cmの円弧の両端から円弧を描いたときの中心を特定し、それが円柱のところという訳。

これはタイルに書く訳にはいかないから、型紙をずれないようにタイルに貼り付けて行う。

○藤先生

  • 端材を円柱の周りに配置し、巾定規で円柱面(壁面)から垂線上の一定の位置をとる。
  • 円柱にぶつからない所に移して、とった一定の位置から元の位置を罫書く。
  • コンパスをおおよそ円柱の半径にして、罫書いた元の位置から中心となる位置を罫書く。
  • 2か所ずつ、罫書いた中陰から2か所分だけ円弧を描く。
  • この円弧が円柱のところという訳。

どちらも中心を割り出す方法だが、型紙は使うが、コンパスだけで行える○後先生の方が簡単である。
ただ、講師の先生がこのようなレベルなのはちょっと頼りない。