60インチディスプレイの設置

訓練校同期生のXRちゃんが働く某不動産屋の広告用60インチディスプレイを設置する仕事。
はやり同期生のESさんと2人で現場に向かい作業。


天井から床まで2本のパイプを設置し、その2本を繋ぐ横角パイプ上下を取付ける。
この横角パイプ上下へ、取付金具を付けたボードを取付け、それに引っかけ金具を裏面へ付けた液晶TVを引っかけ固定するというもの。

天井は石膏ボード、床はフローリングで下地はコンクリート
2本のパイプを垂直出しして位置決めし、床はコンクリート用ドリルで下穴をあけカールレスビス留め、天井はアンカーを埋め込んでそれに付属のビスで留めたが、2本のパイプのうち片方の下穴が浅くしか空かない。
無理に開けようとしても、ドリルの刃が焼き付いてしまう。下地が鉄なのかもしれない。
結局、荷重がかかるところではないので、仮留め状態で作業を進める。


通常ディスプレイは壁よりこちらに向けて設置し、ディスプレイと壁の間に突っ張り棒をつきだして振れ止めをするのだが、今回は広告用ディスプレイだから、壁側というか通りに面したガラスウィンドウに向けて設置するので突っ張り棒を使った振れ止めができない。
とりあえず2本のパイプの天井・床でビス固定しているし荷重がかかる方向ではないので、多少揺れるものの大丈夫だろうということになった。
本当はもう1〜2本のパイプをディスプレイの後ろにずらして設置すれば完璧だったと思うが、材料支給だから仕方が無い。


ディスプレイの高さを確認して貰いながら、横角パイプを付け、ディスプレイを引っかけ固定した。
薄型液晶とはいえ60インチともなると重量30kg、2人で持ち上げたが理論上1人15kgのはずが結構重く感じる。
最後にディスプレイを取り付けたボードの裏面つまり店の内側に壁取付ユニットを介してコンピュータを取付け、電源配線・モールにより引き回し作業をして、その間に不動産屋の人が信号ケーブルを接続し映す映像を流した。
通りから見てみると結構格好良く、うまく納まったと思う。
仮固定した部分は後日都合の良い時に、短いビスで固定するということで了解を得た。


60インチディスプレイを家庭に設置する人も居るらしいけれど、家庭だと大きすぎて却って疲れそうな気がする。せいぜい42インチくらいで十分。


見積もりに廃材処理費は入れなかったのだが、梱包廃材を引き受けてしまった。発泡スチロールの量が半端なく、細かく砕いてゴミ袋に入れるのが大変そうだ。
段ボールもかなり大きく、廃品回収に出すとするか。