東武野田線60000系甲種

youtube甲種輸送の動画が上がっていた。

ぱっと見、小田急4000形に見えるが、けっこう良くまとめた感じを受ける。
50000系列の安っぽいライト周りのデザインも60000系では上品にまとめている。
案内表示器はLCDで、千鳥配置ではなく全扉に設置されているみたいだし、内装も木目調のものを使っているらしい。
東武らしからぬ金のかけようだ。
自分的には10000系列の方が好きで、安物電車シリーズはいただけないのだが、少なくとも50000系列よりはマシだと思う。
是非各線区での標準車として欲しい。


コーポレートカラーのフューチャーブルーは良いとして、側面の黄緑色は何なのかね?
緑色系なんて東武では塗装試験車しか採用例が無かったはず。
野田線のラインカラーのつもりなんだろうか…とすれば、50000系列のオレンジは半直、副直、東上で走っている訳だし。
この際ラインカラー制定して、TS:紫、TI:赤、TN:オレンジ、TD:黄緑、TJ:紺なんかが良いんじゃないかと思うね。


野田線初の新車かと思いきや、過去に78系7832+832が新車で投入されたことがあったようだ。*1
なんか「野田線に蛍光灯、4扉の新車入線とは晴天の霹靂」などと書かれていている。
結局、野田線の立ち位置は今も昔も変わっていないんだな。

*1:鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション23 東武鉄道 付章 1958年6月号 読者短信