スマートなデザイン

仕事の関係で本を借りようとしたのだが、貸し出し中なので予約。
ところが予約ボタンがグレーアウトして押せない。
ソースを見ると、リンクが無くボタン画像のみが記述。
理由がわからないので、電話してみる。
しばらく待たされた後、ここ数日は蔵書点検のため予約できないということ。
なんだよ〜。


サイドバーの「お知らせ」リンク先にその記載があったが、クリックしてやっとタイトルが出て分かるというレベル。
お知らせ、特に重要なものも含まれるのなら、トップページにお知らせ欄を設け表示したり、見ないで予約しようとする人(これが殆どだと思う)の為に、アラート表示したり、メールアドレス登録している訳だから、重要なお知らせメール配信でもしていただきたい。
リンクタグを消す手間があったら、1行「蔵書点検…」を入れるとかすればいいのに。
結果、電話して、手間掛けて、その結果も予約できず、意味が無い。


そもそも、予約は利用者ポータルに入ってからでないとできないのだが、検索は入らなくてもできてしまうし、予約状況確認のみで、予約自体はできないのに何故か名称は「検索・予約」となっている。


つまり、1:Top→2:検索・予約→3:検索方法選択→4:検索語入力→5:検索・結果表示→6:蔵書選択・表示(これ以降進めず)→7:Topへ戻る→8:利用者ポータルページ→9:利用者ポータル選択→10:利用者番号・p/w入力→11:検索方法選択→12:検索語入力→13:検索・結果表示→14:蔵書選択・表示→15:予約カートボタン・予約表示→16:予約確定。
と16手間、こんなに手間がかかる。


自分がサイト設計するのなら、
1:Top→2:検索・予約→3:検索方法に応じた窓に検索語入力→4:検索・結果表示(ページ下部に再検索の為の窓残す)→5:蔵書選択・表示→6:予約・ログイン画面表示→7:利用者番号・p/w入力→8:予約カート表示・確定。
と8手間、約半分である。
最初から利用者ポータルに入ったとしても約8割の手間だ。
こういうセンスの無いデザインをする人の気がしれない。


サイトの表示上のデザイン=見せ方はそれは人それぞれだから好き嫌いがあるけれど、サイトのデザインは利用者の立場に立って作るべきだ。おそらく高い請負金額のこんなプログラムに血税を払っているのって意味があるのかねぇ。


デジカメやAV機器にしても同じ。
Aという操作を考えると、♪は操作1回とカウントして、


糞なやつ>Aボタン♪→「Aしますか」方向キーでA選択♪→OKボタン♪→「よろしいですか」方向キーはい選択♪→OKボタン♪
これで♪5回、指の移動も都度伴う。


スマートなやつ>Aボタン♪→「Aしますか」Aボタン♪→「よろしいですか」Aボタン♪
これは♪3回、しかも指はAボタンのまま移動は全く無し、スマートだ。


○ナソニックの製品が良い例、操作が面倒くさい。
1つのことをやらせるのに何度も操作が必要。
ボタン類も形状が同じで手探りでは判らない。
故障が少ないから買ってしまうけれど、操作の都度いらつく。

一方、○コンのデジカメはとてもスマートな操作が可能。
以前のフィルムカメラでも操作系はスマートだった。
○ニーのポータブル機器も操作はスマート、ボタン類は押し加減や形状が違っていて、手探りでも可能な操作がある。


スマートなデザイン、なんでこれができないのかね。