鉄コレ東武8000系の中途半端な拘り様

一昨年の鉄コレ東武6050系の台車がFS057でなくFS356(FS056)だったのでいずれ出るだろうと思っていた鉄コレ東武8000系、とうとう今年の東武ファンフェスタで出てしまいけっこうな出費。
まあ、6050系同様、軸距2300mm(模型15.4mm)のミンデン台車とか拘りは感じられるのだが…


セイジクリーム色のプロトタイプは、FS396(FS096)をはく後期車のうちでも客用扉がHゴムタイプの車、未更新時代。
実車で、67〜91・93〜99番(2コテだと69・70番)


現行塗色のプロトタイプは、初期車&初期更新車。
04・08・11・12・27番(2コテだと09・16番)


更新車と未更新車を作り分けている拘りっぷりで、初期車の窓Rの表現と更新で設置された表示幕・縦2個の表示灯、中〜後期車の角張った窓と独特な柱の形状・サボ受けを作り分けしている。
左:中〜後期車(未更新)、右:初期車(更新車)


が、なにもここまで…っていう感じだ。
一方では…現行塗色の方、先頭車の台車が何でか6050系のFS357になっている。
金型の取り数の都合なのか、それとも、企画ミスなのか、普通に中間車と同じでよかったのでは?
左:先頭車、右:中間車

さらに、セイジクリームの方、中間車のサボ受けも謎。
拘って造ったにしては、いい加減な所もあちこちあるし、毎度の事ながら床下機器はほとんどいい加減、付いていればいいんじゃねって感じ。
更新車・未更新車を作り分けするといったことよりも、プロトタイプは1種類にして、実車のイメージを重視したディテールに拘って欲しいと思うのだが…。