収録記-07 野田線8000系

友人とボロ市行く予定が、友人が疲れ気味で中止になり、夕方合流する友人とも会わないことになった。
野田線の運用を見ると05ウに8131+8501が入っていたので、D-3-FRをまたまた収録。
マイクの位置を変え3Aドア横に座る。違うニュアンスの音が録れればよいにゃあ。
僅かな時間で昼食を済ませ、やってきた8601に乗り込む。


なんとまた騒音源がいっぱい…
高島屋で服の買い物をしたのだろう、紙袋を沢山下げたおばさんが横に座り、しきりに袋を持ち替えシャカシャカさせている。
その隣の大学生2人は、デカイ声で会話し笑い、春日部を過ぎて殆ど乗客が居なくなってもまだ降りる気配がない。
向かいの女はハイヒールを蹴込み板にカツカツ当て、一番前のシートに陣取った若い家族のガキは高く通った叫び声を出す。
途中で乗ってきたおばさん2人は、煎餅屋で買った堅焼き煎餅をボリボリ世間話に花が咲き、若い男はもの凄い足音で横切る。
おはさんは、こんどはチョコをかじりはじめ、乗ってきた若い女は付近では駅前にしかないスーパーのレジ袋をシャラシャラさせている。
隣の車両を見ても、騒音源は圧倒的にこの車両の方が多い。
若い家族が降り、子供の声の成分がなくなったのもつかの間、次の駅でまた家族連れが乗ってきた。
一番前にかぶりついてはしゃいでいる、というか、見ているのは親、子供はしきりに抱っこをせがんでいる。背丈がとどかず前が見えないのだ。
漸く、煎餅おばさんと家族連れが降り、代わってキャリーバックの男が2度3度前を横切る。座る席を探しているのだろう。結局優先席に落ち着いた。
今度は、目の前に若い男が立ち、しきりに足を組み替え、その都度床をこする音を発している。床に置いたマイクに触れないかと気が気でない。
椅子の下のヒーターは、以前は全然暖かくなかったが、シーズヒーターに交換したのだろう、ストーブの前にいるくらいの熱さだ。
そうこうしているうちに、乗客が増え始め、間もなく大宮に到着した。