冷夏は何処へ…

気象庁の冷夏予想…目論見は一転、猛暑の毎日。
1ヶ月予報も、関東〜東北の気温は平年より高い予想。
少なくとも東北は冷夏と言っていたはず。
予報は必ず1つだけになっているが、同じ晴れでも確実に晴れなのか、晴れの確率が最も高いだけなのかでかなり結果は違うはず。
不安定な気候だったら、予想は○○です、はいらないから、判らないとはっきり言って欲しいし、天気に対してどう対処したらよいかわかる予報にして欲しい。


他にも予報のギャップはある。
梅雨入り:
梅雨入りした途端、雨降らずに天気が良い…って時、気圧配置が○○になったから、雨降らなくても梅雨入りらしい。これじゃ梅雨入り宣言と雨対策の相関がとれないじゃないか。
台風と温帯低気圧
温帯低気圧に変わる予報をしたが、却って勢力が強くなった、前線を伴った低気圧は温帯低気圧という名前になるそうで。もう温帯低気圧でも強い勢力のものは名前つけたらどうだろう。民放や民間予報機関で使っている爆弾低気圧とか。
前線の位置を境に激変する、冬の大雪や日中の気温:
前線の位置を1つ予測して予報、結果前線の位置が変わって天気激変、地域でなく、前線の位置を基準に予報を出しても良いのではないか。前線付近ではどちらになるか判らないという予報で良い。


どうみても市民のための予報にはなっていない。
これでは予報正解率7〜8割と言われても、ぴんと来ない。
週間予報も、1週間経過中に天気がころころ変わるし、1週間前の予報が二転三転して結局1週間前の予報に戻ることもしばしばある。
当たる当たらないを議論する前に、市民のためになる予報をして欲しいだけである。
不確定という予報もありなのではないか。