鬼怒川温泉の旅-その1

お世話になっている車屋さんから、鬼怒川温泉の無料宿泊券2枚をいただいたので、1人有料で3人で行ってきた。
券は期日ありで平日限定!なるべく仕事休まないようにと、日〜月は平日料金かどうか、空いている日があるのか、正月明けに電話してみたのだが…



あのぅ、無料券があるのですが…3名なんですけど…予約したいのですが…
「3名様で御座居ますね」
無料券は2枚で、1人は有料で予約なんですけど…
「御一人様分で、宿泊料1万xx、入湯料xx円で御座居ますが、よろしいでしょうか?」
はい…
「記載されている券番号を御伝えください」
№04xxと04xxですが…
「承知いたしました。御利用日は御決まりでいらっしゃいますか?」
あのう、日曜から月曜にかけては平日料金ですか?
「日曜から月曜の御利用は追加料金は頂きません」
それじゃ平日の無料券で泊まれるってことですか?
「左様で御座居ます」
それでは、1月xx日とxx日は空いていますか?
「大丈夫で御座居ます」
食事って夜と朝の2回出るんですか?
「御夕食と御朝食はバイキングで御用意して御座居ます」
それではよろしくお願いします。
「御待ち申し上げております」



なんか使い慣れない会話で、口の中が乾いて変声になってしまったでござるよ。クヵァ。



さて、交通費は…自腹、そこで、有料特急は使わず、この際だから快速も使わないで各停乗り継ぎに決定!
カスでミクリ行き急行へ、ミクリでトチ行き各停へ乗換え、トキで下車。
ここでトニコ行き各停を待つ。



東上の8コテをバラして4両ワンマン仕様にした、宇都宮線の各停8000系を見送り、


方向幕がチェッカーフラグに見える快速も見送り、


JR両毛線115系を横目に、


上りスペーシアVVVF音に身を委ね、


トニコ行き各停を待つことしばし。


やってきたのは2両の6050系 917レ。


電車は快調に進み、杉の木立の中、25‰の勾配をぐんぐん登り、ほどなくイマ到着。


時間はもう正午近い…なぜこの電車にしたのか、そう、イマ1150発の会津マウントエクスプレスに初乗車したいというわけ。
檜調の跨線橋をせわしなく渡り、


ぎりぎりで飛び乗ったのは会津鉄道所有のあかべえが描かれたディーゼル車AT-700形、車内は観光地を走る列車にふさわしい木目調、リクライニングシート付きで、室内灯は電球色、ディーゼルエンジン音とともに、会津鉄道が「ワシの方がすごいっぺ!」って自己主張しているかのようです。
なんか凄い「電車」が走ってるんだね!って、近くの赤の他人が言っていました。

列車は勾配を下り、景勝地の鬼怒川鉄橋を渡り、今度は上り勾配に転じ、ほどなく最初の目的地コサに到着。


言わずと知れた○○ワールドスクウェアの玄関口、バブル感の漂う駅舎が最盛期の栄華を物語っています。


ここで昼食の後、しばらく歩くことになります。


その2に続く…