保守的で呆れる

ある顧客へ標語を組んだものをインクジェットプリンタで光沢紙出力して納めている。
プリンタが年1回の稼働だから、その時期になるとまずインクノズルの詰まりを解消〜これが数時間かかってしまうのだ〜させてからプリントになる。費用でもインク代と紙代を考えると、外注オンデマンド印刷の方が安いのだ。
ところが、営業は顧客にオンデマンド印刷方式の提案をするどころか、今まで通りやれなのだ。


PDFデータの納品に対しても、画面で操作するパンフレットということで制作している物について顧客から「紙ベースで確認できないボタン、メニューものは削除」の指示が来た。クリックすると展開するようなメニューや、利便性のために設けてあるボタン類だ。
先方の担当の方が「認識していなかった」らしいのだ。たしかに初回とは先方の担当は代わってしまっているのだが、操作用のボタン類を削除するということは、操作性向上つまり見易さという点で最終利用者の利便性を奪ってしまうのだ。


よく検討もせずにそれを削除させる顧客もありえないが、うちの営業としても、顧客に提案という形で、もし今の形がダメなら別な方法を検討しろ、ぐらいしてもよいではないか。顧客のためになれば提案をして信頼を得る、基本ではないか。


この1週間で立て続けたので、これではやる気をなくすよな。ハァ〜ッ。