おスペで温泉旅行

精神的な安らぎを求め温泉に行くことになり、某トラベルのパック旅行で、お盆休みに川治温泉に行ってきた。
東武電車はかなり身近なのだが、おスペにはまだ乗ったことがないし、乗るのなら浅草のターミナルからPassengerに見送られながら旅気分を堪能したい!(Passenger:浅草駅の発車メロディ。http://www.hatsumelo.com/ の民鉄線・社局別のページで聞けます。) という訳で、浅草発のおスペにのることになった。
浅草のターミナルは古めかしく手狭で、そこに大柄なおスペが急カーブでの車輪の軋り音とともに入線するのだから、ターミナルの情緒がいっぱいだ。

座席は2号車(モハ105-5)で残念ながら窓側は1席だけ、2席は通路側であったが、丁度VVVFの真上近くの席で、起動時や加減速時にかすかに磁わい音がして楽しい。あれだけの起動大爆音でも、車内ではVVVFのわずかな磁わい音しかしないのは随分防音になっているのだなあ。普段乗る車輌と比べてもフラットの多いメトロ8000wや東武万型w、爆音東急8500とは違い格段に静かなのである。車内はアナウンスのとおり、空いている席は無く全車両満席だ。
隅田川を渡り、北千住を出て西新井を過ぎると直線区間が多くなるためかグングン加速、100km/hは超えているように思う。春日部、栃木、新鹿沼下今市と停車し、鬼怒川線へ入るとロングレールではない継ぎ目の音がリズミカルに響き、まもなく鬼怒川温泉に到着、30分間の接続で会津田島行きで竜王峡駅に到着した。


昼食後、竜王峡沿いの遊歩道(といってもかなりの山道だ)をハイクし川治温泉駅へ。ここからはホテルの送迎バスだ。
むささび橋からの眺望。

ホテルは露天風呂が売りだけあって、眺めも良く、野岩鉄道の高架橋も見えて大満足。ラウンジからも部屋からも野岩鉄道が見えてまたもや大満足。
部屋からの眺め。黄金橋野岩鉄道が見える。ホテルに着いてたちまち豪雨になった。

深夜、部屋から撮影。


翌朝、ラウンジから。6050系が通った。

町営?露天風呂が丸見えw ちなみに早朝で非営業時間帯に撮影。

黄金橋からAIZUマウントエクスプレス。

川治温泉を一望。

ホテルからハイクがてら川治湯元駅で列車に乗り込む。
その後鬼怒川温泉付近をうろつく予定が、あいにくの大雨で食事処などで時間をつぶす羽目になった。
帰りのおスペ(モハ108-5でJR対応車なので座席番号が東武用とJR用の2種類表示されている。)も座席番号は一緒でVVVFの磁わい音が堪能できた。