現場6日目

やはり朝は眠い。電車は1本乗換無しだから、眠ると降りる駅まであっという間に着いてしまう感じだ。

現場では、昨夜の雨で詰所の床が水浸しになっていた。これは酷いなぁ。
間仕切りの向こうで排水作業しているらしく徐々に水が引いていく。低い所の人は大変だな。
おまけにポンプのホースと電源が出入口を通っていて扉が開いたまま、とても寒い。


午前中、2階でD1の加工。寸法だし、ベテランさんが切断、自分が穴開けバリ取り。要領が掴めないのでベテランさんに注意される。一つ一つ覚えて、つか、吸収していくしかない。
なにしろ、ベテランさんは始めてなのに目的や理屈を教えてはくれないから、どういったコツでやったら良いのか分からないのだ。やっていると「こうすれば良いでしょ!考えて!」…目的にはたしかにそうするべきなのだが。
ベテランさんのやり方を見て学べという、昔ながらの職人さんなのだ。
自分は、前の会社の引継ぎもそうだったが、目的と自分のやり方を伝えて、なぜそのやり方でやるのかの要点とリスクを教える。あとは自身で考えさせる。結果と重大な誤りが無ければ良しとする。重大な誤りは、なぜそうなったか、どうすれば良いかを教える。あとは自身で考え工夫できるようにしていたのだが、ベテランさんにはその考えはないようだ。


来週月曜火曜にかけて仮設エレベーターが何かの対応とかで使えなくなるので今のうちに上げておいた方が良い。休憩・昼休みの後、資材を上げる。
ベテランさんは別の階で墨だし、自分は2階でD1〜表面に「D-1」と刻印があった〜のバリ取りスプレー作業、吊りボルト加工を3時休憩まで継続。
休憩後、12階の一部残っていた墨だし、配管、貫通枠取付、インサート穴開け挿入する。来週にはコンクリートが入るため、今日中にやってしまわねばならない。終了したのは17時をまわってしまった。疲れたな。



明日は低圧講習を受ける。職長の話では9時〜17時くらいまでかかるそうで、丸一日潰れてしまう。
職長に交通費が出るか聞いてみたら、わからないから社長に聞いて見るそうだ。えっ、日当どころか、交通費も出ない?
消耗品は自己負担(今日知ったのだ!)だし、仕事のための朝礼や片づけも勤務時間に入らない。労基法で訴えられてもおかしくはない。
まあ、お金もらって勉強させてもらっていると思うことにする。