襖8〜いつにも増して上手くなってきている。

一間襖の縁付け。
縁にドブ・増・上桟・下残を取り付ける。
おれあい釘でドブと増を取り付けるが、ドブ・増がネジ仕様になっていておれあい釘が打てない部分がある。
そこで、溝にベラを挿入して釘を打てるように加工。
舟形の底を地側のみ垂直にし釘がささるように加工。
一間襖は太鼓襖と違って大きいので、一人で縁を付けるのは先生は出来ても普通は上手くできない。
他の人に押さえ込んでもらい、木槌で縁を固定する訳だ。
おれあい釘の角度（10度）も微妙にばらつくと縁が取付ずらくなる。
ベラを挿入していた分、上残・下残は片側のホゾ加工のみで、もう片方の加工と取付は次週となった。
結局、いつもより20分近く下校が遅い。
皆、最初は時間も仕上がりも酷かったが、自分を含め、いつにも増して上手くなってきているんでないかい。
訓練校マンセー！