○方終了

最終日、防水塗装された土間周りのクロス、追加分のクローゼット内部・化粧ドアのクロス張りと各所補修。
現場に向かう途中で、クロス追加のためクロス材1本とシール剥がしを買う。


本当はパテからやりたい所だが、万が一、奴らが他の工事で来てもかち合わないように土間のクロスを張ってしまうことにする。
クローゼットと化粧ドアは表面ツルツルの化粧ベニヤなので、養生、パテの後シーラー塗布。
ガムテープや布テープがべたべた張られていて、シール剥がしでそれを取るのに結構かかる。
特に粘着成分が多い両面テープは、テープ剥がし塗布〜皮すきで除去を5〜6回繰り返した。
その後パテ、硬化促進剤を入れる。
パテが乾く間に、暗くなる前に、各所補修。
クロスを巻き込んで張るといった無理な部分が浮いてきてしまっている。
カッターで切り口を入れて、コーキング。
そこそこ良くはなったが、もともとの下地ベニヤ縁が凸凹しているから、綺麗にしたところでみっともないのは直らない。
どうせならあと4cm、ベニヤを床まで伸ばしたら、ベニヤ縁の凸凹も巾木で隠せるし、クロスだって巻き込まないで済む。
普通では考えられない造作、元請けの金額が安すぎるのだろうか、全く強引な現場である。


シーラーが乾く間に追加分のクロスを引っ張る。
糊切れしたらやだな、糊を作るとバケツが最大限重くなるからねぇ、糊バケツの糊はほとんど無いし、なんとかかき集めて糊盆に入れる。
引っ張るのは大判、なんとか踏ん張ってくれと思いつつ、最後の1枚を引っ張って糊がついていた。
最後の最後で幸運が訪れたな。


結局、NYさんご一行は今日は来ないみたいだ。
夕方、元請けのJRさんより、CFが届いていたら張って欲しいと電話あり。
急な話だし、NYさんの現場は何があるか判らないし、今週仕事が入っているしで断った。
案の定、最後の清掃をしていたら、階段の踏面や蹴込みに、裏からベニヤを張ったときのフィニッシュの釘が4〜5cmあちこち出ている。
階段を何度も通ったが、ケガしなくて良かった。
この階段、届いているCF材の量からしてCFを張るのだろう。
おそらく塗装屋が塗装していない部分は張るのだろうから、階段1段1段CFを巻き込んで、踏面の角だけはノンスリップ張りじゃないかと思う。
それで、あちこちのフィニッシュ釘が出ているという訳だ。
NYさんのことである、きっとフィニッシュ釘をニッパでちょん切り、多少出ている釘はCFの厚みで隠しておしまいにちがいない。
垂直に出っ張っているのはまだ良いが、表面近くで斜めに出ている釘の所は浮いてくるんじゃないかな。
やっつけ仕事の現場ばかりだな。


やはり終了は夜8時頃になり、隣のコインパークへ車を移動させて撤収。
一昨日NYさんが入口門扉の工事を途中までしていしまい、機材搬出がブロックをまたがなくてはならず、糊バケツが軽くて良かったとつくづく思う。
帰りは一般道でゆっくり帰ろう…