社長とまた対立

社内事務所移動のレイアウトをめぐってまた対立してしまった。
7月半ばに案として提出したレイアウト案について今になって
「レイアウト案が気にくわない」「パソコンは壁につければ良いじゃない」「営業は1人増えるから机を増やせ」…と言うのだ。
元々こうなること*1が予想されたので、早いうちから案を提出し、意見があれば受付け、自分の案がある人はその案を出してくれと言っておいたのだが…
予想通り、8月初めに社長から「パソコンを壁に着けてみてくれ」と相成った。すかさず作成したレイアウト図と配置する机等の図を渡して、配置してよこしてくれとお願いしたが、どうやら配置できないようで何も言ってこなかった。
それが、週末になっていきなり「案が気にくわない」と同じことの繰り返しが始まった。
これにはちょっと切れてしまい、ちゃんと社長が考えるレイアウトを出して欲しい、前にも言ったとおりで、何で今になって言ってくるんですか!
これには社長も切れてしまったらしく、「おまえに命令されたくない!」と怒鳴られた。
こちらとしては別に解雇になっても仕方なしと思っているので、自分が正しいと思うことは迷わず主張した。

正直言って解雇になれば職を失う事になるわけで、もしかしたらこれを機会に今やりたい職に転職できる可能性もあり、複雑な気持ちとかなりの不安で自分が壊れてしまいそうなのだ。

翌日の昼に社長が社員全員を集めて、社長から昨日感情的になってしまったことへの謝罪とわだかまりを持ったままで仕事をするのは良くないから気持ちよく仕事をしようという報告があった。自分としても感情的になったことについては謝罪したが、どうしても認められないものは認めることはしないとさらに主張した。

  • 社長に選ばれた社員だけで決めごとをするのは認めることはできない。部の代表者というのなら分かるが、僅か9名の社員でその一部選ばれた社員(=同族の人や親近者)というのは納得がいかない。ましてや、その選ばれない人への理由が残業代を払うことになるというのでは理由にならないし、そうであれば拘束時間内に行うべきだ。
  • 何かのおりに会社の経費で「ふぐ」を食べにいくのは良くない。会社が出すのであれば1人16000円のふぐではなく2000円の料理だって良いはず。社長の食の趣味を会社に持ち込むのは間違っている。少なくとも会社のお金はまず仕事がしやすい環境作りや人材育成、万が一のときの貯蓄に充てるべき。
  • 社員をもっと信用して欲しい。細かい所まで口を出さず、やり方は社員ひとりひとりに考えさせ成長させるべき。
  • 社長は「会社は民主主義ではない」と言うが、同じ社員で処遇が異なるのは不公平。結局ワンマン社長ではないか。

そう主張すると、社長はそれでも「考え方は変える積もりはない」と言ってきた。

どう歩み寄ってもこれでは解決しないし、社長との深い溝をあらわにするだけである。
結局社長はこの場を逃れるためにあんなことを言ってきたのかと思いたくなる。溝はそのままにしておいても埋まることはない。こちらにも非はあるのかもしれないが、だからといって不合理な不公平なやり方は受け入れることはできない。

いずれにせよ、この中途半端な立ち位置をどうするか、自分の身の振り方を真剣に考える時期に来たのかもしれない。

*1:考えたレイアウトに対し修正を加えるのではなく、まっこうから社長自身のレイアウトで考えさせられ、しかも考え方が二転三転する。つまり社長の頭にある断片的なイメージを具現化するのを試行錯誤させられ、本来の仕事は滞るし、合理性に欠けた案を考えさせられることになる。